大変革の時代を生きる子どもたちに、これだけは身につけて欲しい能力

一般社団法人ドリームペーパーコミュニケーションズの米澤晋也です。
 
僕には大学生と高校生の子どもがいますが、彼らの受験勉強を見ているとすごく心配になります。
受験勉強はその名の通り「受験のための勉強」です。
大学に入った途端にほとんどを忘れてしまいますが、まったく問題はありませんよね?
 
忘れても問題がないことに時間とエネルギーを使うってどうなのよ?と思ってしまうのです。
もちろん、まったく無意味とは思っていません。
でも、一番頭が柔らかい時期に、もっと学ぶべきことがあると思います。
 
そもそも受験を軸にした教育制度は、高度経済成長時代に確立したものです。
「決められたことをキチンとやる」「良い子で従順」…そうした人が求められた。
それは「正解」があった時代だから通用したのだと思います。
生活者の求めるものが分かりやすかった時代では、1つの正解に向かい「早く、正確、従順に」活動できる人が重宝しました。
そうした人材が求められ、それにマッチした教育が確立したのは当然のことと思います。
 
しかし、そういう仕事はこれからはAIがやってくれます、人間以上に。
それに伴い、これから本格的に産業の新陳代謝が起こると言われています。
子どもたちだけでなく私たち大人も、転職を何度も経験することになりそうです。
 
さらに生活者の欲求がモノから心の豊かさに移り変わりました。
内閣府の調査では6割以上の人が心の豊かさを重視しています。
 
 
例えば、私達がよく使う「いい感じ」がまさにそれだと思います。
「いい感じのお店」とはどういうものか?、生活者も具体的に分かっていません。
目に見えないもの、定量化できない欲求に応えるのだから、すごく難易度が高いと思います。
 
さらに、不確実性が増し、何がどうなるか分からない時代になります。
これからの時代を生きる子どもたちは本当に大変だと思います。
 
なので、専門的な知識やスキルと同時に「どんな時代になっても、どこに行っても通用する汎用性の高い能力」の習得が必要だと思うのです。
 
それが、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」と呼ばれているものです。
「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの柱で構成されています。
 
僕は、この中で「チームで働く力」…協働、共創を起点に夢新聞のプログラムを考えています。
仲間と協働すれば前に踏み出す勇気も出るし、途中で諦めずに考え抜くこともできるからです。
 
具体的には、子どもたちに「制限時間までにクラス全員が1人残らず夢新聞を完成させる」というミッションを与えます。
やり方は全て子どもたちに任せます。
講師も担任の先生も何を聞かれても教えません。
すべて自分たちで相談し考えてもらいます。
ちょっと意地悪ですが、1人前を育てるには子どもたちを一人前として観ることが大切なのです。
 
さて、そんな無茶ぶりをされた子どもたちはどうなるか?
スタート直後は自分の夢新聞に集中しますが、10分もするとミッション達成のための行動が表れます。
助けを求めたり、困っている友だちを助けたり、残り時間をみんなに伝えたりと。
最初は一部で起きた動きがやがて全体に広がり、60分もすると最後はクラスいたるところで助け合いが起こります。
 
 
ミッションの達成率は5割以下です。
しかし、できなかった時こそ学びのチャンスです。
「どうすれば出来たか、みんなで話し合って」と伝え、考えてもらいます。
すると「もっと早く◯◯君を助ければ良かった」「もっと早く助けを求めればよかった」「書けないで困っている人がいたのに見て見ぬふりをしてしまった」など、様々な気付きを口にします。
 
自分たちで決め行動したことの結果を自分たちで受け止め、そこから成長する。
 
仲間とともに学び合い成長し合う体験が子どもたちを大人にしていくと考えています。
 
さて、夢新聞は全国に40名の講師がいます。
興味がある、我が子の学級でやってみたい、詳しく話が聞きたい…そんな方は下記フォームからお問い合わせ下さい。
 
【実施要項】
■所要時間:授業2コマ分(小学校:90分 中学校、高校:100分)
■費用:講師1人あたり1万円(税込み)+交通費
※開催にあたり、どんなことでもお気軽にご相談下さい。
■お問い合わせはこちらから。