チャンスは準備が出来た人にやってくる。

事務局の多田です。
今日は私が大好きな、蕎麦屋の大将の塙さんのお店を持つまでのストーリーとこれからの夢のお話を聞く会を開催させてもらいました。
 
なぜ、私が大将を好きなのか。
それは、自分自身が心から人生を楽しんで、そしてお客様、友達、家族の事を愛して喜ばせているから。
 
ここには友人やお客様など大切な人を連れて行きますが、味もお店の雰囲気も、そして大将の人柄も自信を持ってオススメ出来ます。
今日も平日にも関わらず、駐車場がいっぱいになる程の大賑わい。
 
みんなで美味しいお蕎麦とミニ木鶏丼をいただきました。
ここのお蕎麦は、野麦峠で採れた十割蕎麦で、最初はお塩とワサビだけで風味を味わって食べるのが木鶏流。
十割なのにしっかりした食感と、蕎麦そのものの香りと味を楽しめるのは、技術があってこそ。
 
大将の特別講演は、人生の辞書に刻みたい言葉の連続!!
僕が最も印象に残ったのは、
『チャンスは準備が出来た人にしかやって来ない』
いくら目の前にチャンスがあっても、それが大きなものでも、準備が出来ていなかったら素通りしてしまう。
もしくは、せっかくのチャンスでも、自分の器以上のものだと、歪みが産まれて身体を壊したり、周りを不幸にしてしまったり、自分自身も苦い記憶が頭に浮かびました。
そのためにも日々コツコツと、積み重ねていく事の大切さを改めて感じさせられました。
 
また、忙しく時間と心のゆとりが無いと、女将さんの元気もなくなって、蕎麦打ちもただの作業になってしまった過去があったそうです。
思い切ってお店のお休みを増やして、家族との時間を取るようにしてから、家庭も仕事もうまく回るようになって、夫婦仲も以前よりも良くなったとのこと。
 
これから9月まで『捨てる』がキーワードになるのですが、余白を作り間を作る事で、本当のチャンスを掴む事が出来る。
捨てるのが大の苦手な私も、耳が痛いながらも、やる覚悟を決めました。
 
そして、大将の今やっている取組が面白過ぎる。
蕎麦屋×蕎麦屋の集う会を企画して、技と味を高める交流会を企画して、お客様へより美味しいお蕎麦を提供しようとされています。

市場が縮小する中でも、パイを奪い合う『競争』ではなく、同業者同士で新しいマーケットを作る『共創』の取り組みは、とっても参考になりました!!

最後には先日取材したヒストリーと夢新聞をお渡しさせていただき、お店に飾っていただけることになりました。

人を喜ばせるって、やっぱり幸せですね。

改めて大将、ありがとうございました。

今度は家族で食べに行きます!!

そば処木鶏

http://ichigoichienococoro.com